Thursday, June 5, 2014

無事サンディエゴのジャズフェスも行ってきました。

こんにちは、皆さん。

そろそろ日本は梅雨入りでしょうか?
ロサンゼルスは、相変わらずです。毎日よく晴れています。たまには雨も見たいです。

先月は、無事サンディエゴのジャズフェスも行ってきました。

最近のアメリカのジャズフェスは、実は殆どR&Bやポップスのアーティストがでるショーなんですね。
集客の面で、普通のジャズのグループだと難しいというのがいちばんの理由だと思います。

ちょっと前だとスムースジャズという、要するにインストのR&B系が人気がありましたが、それも今では殆ど白人のミュージシャンが牛耳っていて、下火になっています。

いつの時代も、ブラックの人たちが新しいムーブメントを作って、それを白人が乗っ取って売れるようにして、でもだんだんつまらないものになってしまうので廃れるという。
ひとつには、白人のミュージシャンが、それらの音楽の本質を掴みきれていない事が多いということだと思います。残念ながら。

あ、脱線しましたが、そんなわけで、今では普通にR&Bのグループが呼ばれています。

僕はEric Dariusのバンドで、Joeと共演しましたが、JoeもR&B界では中堅どころのスターです。
僕らの前には、Mint Condition、Ledisi、Robert Glasper(彼は唯一ジャズアーティストとも言えるかもしれませんね)が演奏していて、僕らの後にはGAP bandのCharlie Wilsonが演奏しました。

ブラックミュージック好きなら見逃したくないラインアップだと思います。

僕らはLedisiのセット中に会場入りしたので、残念ながらMint ConditonとRobert Glasperの演奏は見れませんでしたが、トリのCharlie Wilsonのショーの素晴らしいさは、もう圧巻でした。

アメリカに来られることがあれば是非体験して欲しいです。

僕達のショーからちょっとだけクリップを。丁度ギターソロの部分です。


MoriMusicTVの方ですが、今月は、久しぶりにジャズのリックス篇を追加予定です。
初心者〜中級者の方でも、ジャズのジャムセッションに行くとよくやる曲と言うことで、「ブルーボッサ」を取り上げました。
ただ単にフレーズを解説するだけでなく、その時にどういうことを考えていたのか等も詳しく解説しますので、我ながら面白いものが出来ていると思います。

近日アップ予定です。

それでは、いつも最後まで読んで頂いてありがとうございます。

また次回!

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森孝人